愛知三州ロータリークラブとは
世界のロータリーは1905年創立以来、世界で良いコトを実践し、発展してきました。日本のロータリークラブも同様でした。しかしながら、時代の変化とともに会員の減少、高齢化などの問題や、奉仕活動の固定化など問題にも直面しています。特に、日本では会員の減少が著しく、若い会員、女性会員の入会促進が進んでいません。国際ロータリーは、世界で良いコトの持続可能性を高めるため、、クラブ運営に柔軟性と多様性を導入する決定をいたしました。
我が愛知県、第2760地区でも、2016-17年に地区戦略計画を導入、持続可能性とクラブの基盤向上を目指すことをスタートしました。
愛知三州ロータリークラブは、国際ロータリー第2760地区のパイロットクラブとして、若いリーダー、女性のリーダー 、ロータリーファミリーなど、今までのクラブでは、仕事などの都合で活動できなかった人々が例会に参加し、奉仕活動を通じて更なるリーダーシップを学び、真のロータリアンになるクラブを目指して創立されました。
例会日、例会時間の柔軟性、ICTの活用し事務の効率化、毎例会での食事をなくし、会費を抑え、全て新しいクラブ運営にチャレンジしています。
また、今までの分区を超えた、愛知県の三河(三州)をテリトリーとして、交流をして行くことにもチャレンジしていきます。
この新しいチャレンジを地区内外に発信していくことを愛知三州ロータリークラブのミッションとして、地区、日本のロータリークラブの更なる発展に貢献していきたいと考えています。
2023-24年度 国際ロータリーテーマ
“CREATE in the WORLD”
『世界に希望を生み出そう』
2023-24年度 国際ロータリー2760地区 地区方針
『培おうプライド、育もうブランド、そして未来へ!!』
愛知三州ロータリークラブ クラブテーマ
『持続可能な未来へ さあ、やろう!』
愛知三州ロータリークラブ
2023-24年度 会長 吹原光俊
新型コロナウィルスという経験したことのないパンデミックがようやく終焉に向かいつつあるなか、世界ではロシアのウクライナ侵攻による戦争が勃発し長期化の様相を呈しています。ウクライナ人はもちろんロシア人も恐怖や貧困で苦しんでいますが、世界中の人々もエネルギー市場への影響による物価高などで多大な影響を受けています。
この世界の危機的状況の中で私たちロータリアンはどのように行動し、支援していくことができるのか考えていかなければなりません。小さいことから奉仕活動を行い、少額であっても寄付を行うことも大切です。世界で起きていることが大き過ぎて、何が役に立つことなのか理解しづらく感じてしまうこともありますが、些細なことでもやらなければ何も変わってはいきません。
ロータリーでは近年DEIという言葉をよく耳にします。Diversity(多様性)、Equity(公平性)、Inclusion(包含性)の3つの言葉です。DEIには、様々な人種、ジェンダーや性的指向、障がい、文化的背景などの多様性を尊重し、偏りなく人々が自分らしく生きて成長していくことができる環境を整え、個々の能力に基づいて機会や処遇を平等に与え、その能力を組織で最大限生かしていくことです。
私たちはこのDEIを常に意識し行動しましょう。そして世の中に「希望」と明るい「未来」を生み出していきましょう。
昨年度、当クラブは創立5周年を迎えることができました。10周年に向けて愛知三州らしい若さと行動力でメンバー全員が一致団結し、さらによりよいクラブにしていきましょう。
2023-24年度 愛知三州ロータリークラブ 重点奉仕活動
- 1. ViVarsityへの奉仕活動
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一般社団法人ViVarsityが行っている外国ルーツの子どもたちへの学習サポートやキャリアを考える機会を提供し、将来の日本社会に必要となる人財を育てる活動の支援を行っていきます。
- 2. 会員増強
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会員数が増えていかないと、活動内容に制限が出てきてしまいます。会員増強は様々な職種の人財の参加により、新しいアイデアを取り入れることに繋がり、活動の質や範囲を拡大することができます。今年度は30名を目標に新入会員を増やしていきます。
- 3. クラブ内の体制整備
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事務員がいないことによる幹事の業務量や、継続している奉仕活動が一部の会員に偏っていたりしています。無理をする奉仕活動は喜びではなく負担感しか感じなくなってしまいます。メンバー全員で協力して運営できるような体制にしたいと考えています。